暖かい日が多く、桜の開花早まる

◆今週の天気のポイント
・13日(月)は各地で雨に。強雨や雷雨の恐れあり。
・引き続き気温は高め、桜のつぼみが早めに膨らみ、開花も…。
・積雪の多い所では雪崩や雪解けによる洪水や浸水に注意。

13日(月)は、寒冷前線の通過に伴い雨の降る所が多くなりそうです。長く続く雨ではなさそうですが、雷を伴ってザッーと激しく降る所もある見込みです。強風や竜巻などの激しい突風の他、高波にも気を付けてください。

↓13日(月)の雨雲の予想↓

短時間に降る激しい雨に注意

その後、15日(水)は全国的に晴れるでしょう。お出かけ日和、洗濯日和ではありますが、先週に引き続き花粉が非常に多く飛びそうです。スギだけでなくヒノキも飛びはじめており、徐々に量も多くなっています。花粉症の方は、洗濯物は部屋干しにするなど引き続きの対策が必要になるでしょう。

花粉を部屋に入れない工夫を

また、春先からの季節外れの暖かさで桜の開花が平年より早まる可能性があります。桜の開花の平年日は、福岡と高知で3月22日、東京で3月24日と来週ですが、今年は昨年の秋から冬にかけて一定期間の寒さにさらされる休眠打破も順調とみられ、春に入ってからの気温も平年よりも高めに推移しています。早い所では今週中に桜の開花する所がでてくる可能性もあるでしょう。

桜の開花が平年より早まる可能性あり

晴天は長続きせず、16日(木)~17日(金)は前線の通過で北日本や北陸で雨か雪の所がある見込みです。また、週末18日(土)になると日本の南海上に前線が延び、西日本から雨が降りだすでしょう。今週も天気の変化が早い1週間となりそうです。

↓16日(木)~18日(土)の予想気圧配置↓

天気の変化が早い

週の初めに西日本や沖縄などで一時的な寒の戻りがありそうです。これまでの暖かさに慣れている体には空気の冷たさがこたえるでしょう。体調管理や服装選びなどに注意してください。その他の地方も、週の初めの最高気温はいったん平年並みに戻りそうです。その後は再び高温傾向となるでしょう。初夏のころのような暖かさとなる所もあり、積雪の多い地方では引き続き雪崩や雪解けによる浸水や洪水に注意が必要です。

週初めの寒の戻りの後、高温傾向に…

(気象予報士:ふぅ)

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