週の半ばは広く雨、4月のスタートは花冷えに

◆今週の天気のポイント
・週の前半は晴れ間もありまずまずの天気。引き続き花粉対策を。
・週の半ばは広く雨に。北日本は雪崩や雪解けによる浸水や土砂災害に注意。
・さくらの開花は順調に進むが、4月は花冷えでスタート。

【北日本】
28日(月)は日本海側を中心に雪や雨が降りますが、29日(火)は高気圧に覆われ広く晴れるでしょう。晴天は長続きせず、30日(水)~31日(木)にかけては天気が崩れ雨や雪が降る見込みです。4月1日(金)以降は晴れ間が戻るでしょう。
今週は寒暖の差が大きく、雪が降ったり雨で雪解けが進んだりと、雪崩や融雪による浸水や土砂災害が起こりやすい状態が続きます。引き続き注意して下さい。
また、東北地方では花粉の飛散量が多くなっています。帰宅時は玄関前で花粉を払う、洗濯物は部屋干しするなど対策をしっかりしましょう。

↓3月28日(月)~4月2日(土)の予想気圧配置↓

週の半ばに全国的に天気が崩れる

【東日本】
30日(水)までは、関東や東海でやや雲が多いもののおおむね晴れるでしょう。桜の蕾は順調に開き東京に続いて満開の便りが届く所もありそうですが、花粉の飛散量は多いため引き続き対策はしっかりしてください。31日(木)は天気が崩れ雨の降る所が多くなります。この雨のあとは天気が回復して晴れますが、気温はこの時期としては低めとなる見込みです。4月は「花冷え(はなびえ)」のスタート。お花見は暖かい服装を心がけましょう。

4月は花冷えのスタート

【西日本】
28日(月)は、晴れ間のでる所もありますが九州を中心に雲が広がりやすく、雨の降る所もある見込みです。週のスタートは「花曇り(はなぐもり)」の所があるでしょう。29日(火)は各地とも晴れますが、30日(水)は西から雲が広がり、31日(木)は雨の降る所が多くなりそうです。4月1日(金)以降は高気圧に覆われておおむね晴れる見込みです。今週は晴れる日が多いですが花粉の飛散量はまだ多く、朝晩と日中の気温差や週の前半と後半の寒暖差もありそうです。引き続き体調管理を万全にしてください。

【沖縄】
前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。

西日本や東日本で続々とさくらの開花の便りが届いています。さくらの蕾は順調に開き、27日(日)には福岡・東京・高知では満開になりました。今後は満開の便りが次々に届きそうです。
この時期はさくらにちなんだ言葉が数多くあります。今週は晴れる日もありますが、「花曇り」「桜雨(さくらあめ)」など曇りや雨のほか、「花冷え」など寒の戻りを経験する1週間となるでしょう。
最新の天気予報を確認し雨の降る日を避けながら、服装を上手に選んでお花見を楽しんでください。

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(気象予報士:ふぅ)

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