今週の天気のポイント
・大雨、強風、高波に注意・警戒が必要
・北海道では平地でも雪が混じる可能性あり
8日(月)～9日(火)は、全国的に天気が荒れる可能性があります。
日本海からのびる寒冷前線の通過や低気圧の影響で大気の状態が不安定になるため、局地的に短時間強雨が発生し雷を伴う所もあるでしょう。風も強く吹くため丈夫な傘やレインウェアなどの雨具を準備してください。また日本の南の海上は大しけとなるため、西日本～東日本の太平洋側、伊豆諸島、小笠原諸島、また沖縄は高波に警戒・注意が必要です。
予想天気図(9日9時)
特に9日(火)は、東北の太平洋側や北海道の道南や道東を中心に季節外れの大雨となるおそれがあります。土砂災害、中小河川の水位の急増、低い土地の浸水の危険性に対して、最新の気象情報の確認をしてください。また強風による公共交通機関への影響も心配されるため、外出の際には交通情報の確認も必要です。
北日本太平洋側を中心に大雨のおそれ(9日17時予想)
10日(水)以降は、西日本～東日本の太平洋側、沖縄は晴れ間のでる日が多くなるでしょう。ただし12日(金)頃にかけては風がやや強く吹く日もあるため、洗濯物が風に飛ばされないよう気を付けましょう。
山陰、北陸、北日本は雲が広がり雨の降る日も多く、北日本の太平洋側の一部のほかは、まとまった日差しは期待できない見込みです。また週末にかけて風が強く吹きやすい状態が続きます。日本海はしけてくるため沿岸では高波に注意してください。
北海道は上空に冬の寒気が流れ込むため平地でも雪が混じる可能性があります。標高の高い峠道は積雪して路面が凍結するおそれもあるため、車の運転には十分な注意が必要です。
週の前半は比較的過ごしやすい所も、後半はヒンヤリ感が増してくるでしょう。特に北日本は急に寒くなる日がありますので体調管理に気を付けてください。また強い風で体感温度は気温よりさらに下がるため、風を通しにくいアウターで体を冷やさないようにしましょう。
（気象予報士：たけねこ）
