雨の降りやすい天気が続く、沖縄は週の終わりに梅雨明けか

◆今週の天気のポイント
・週の初めと終わりは太平洋側を中心にまとまった雨か。
・北日本や東日本の太平洋側は空気がヒンヤリ。
・梅雨が長引いている沖縄は、週の終わりにようやく梅雨明けの気配。

【北日本】
日本海側は北海道を中心に晴れ間のでる日が多くなる見込みです。太平洋側は雲が広がりやすく、雨の降る日もあるでしょう。肌にまとわりつくような雨の日が多くなりそうですが、週の終わりは東北南部で本降りの雨になる見込みです。

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【東日本】
オホーツク海高気圧からの湿った空気や上空の寒気の影響で曇りや雨の日が続くでしょう。太平洋側は雲に覆われ雨の降りやすい日が多く、週の初めと終わりはまとまった雨の恐れがあります。日本海側は日が差したりザっと雨が降ったりと天気の変化が大きくなりそうです。

↓6月28日(月)~7月2日(金)予想気圧配置↓

オホーツク海高気圧の影響を受ける

【西日本】
28日(月)は所々で雨や雷雨となり九州や四国で激しく降る所がありますので注意が必要です。29日(火)~30日(水)は晴れ間があるでしょう。その後は徐々に梅雨空が戻り、週の終わりは本降りの雨になる所もありそうです。

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【沖縄】
梅雨が長引いています。今週も梅雨空が続きますが、週末にはようやく梅雨も終わりの気配が見えてきそうです。太平洋高気圧が張りだし、晴れ間がでる見込みです。沖縄の梅雨明けの平年は6月21日ごろです。

↓7月3日(土)以降の予想気圧配置↓

沖縄は遅い梅雨明けか

気温は北日本や東日本の太平洋側でこの時期としては低めです。オホーツク海からの湿った北東の風が入りやすい日が多く、空気がヒンヤリと感じられそうです。上着が活躍する日もあるでしょう。毎朝の天気予報で気温も確認して服装選びを慎重に。その他の所はこの時期らしく蒸し暑い所が多くなりそうです。

北日本や東日本の太平洋側は空気がヒンヤリ

7月2日(金)は「雑節」のひとつ「半夏生(はんげしょう)」です。「雑節」とは、中国に由来する二十四節気とは別に日本の季節の移り変わりに合わせて定められた暦日。このころに降る雨は「半夏雨(はんげあめ)」、その雨による洪水は「半夏水(はんげみず)」といわれています。梅雨も後半戦を迎えているこの時期は大雨になることが多いものです。最新の1ヵ月予報によると、この先1ヵ月の降水量は平年より多めと予想されている所がほとんど。今週もまとまった雨になる所がありそうです。引き続き雨への備えは十分にしておきましょう。

(気象予報士:ふぅ)

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