【2/16 朝イチ!】北日本~北陸は暴風雪・高波警戒

台風並みに発達した低気圧が千島付近で動きが遅くなっています。今日は上空の寒気が次第に南下し、北日本の日本海側から北陸にかけてを中心に雪となるでしょう。また、西よりの風が非常に強く、海上はしけ~大しけの大荒れの天気となる見込みです。暴風や暴風雪、高波に厳重な警戒が必要です。東~西日本では太平洋側を中心に概ね晴れますが、九州北部から近畿地方の日本海側では夕方から夜にかけて雨や雪となる所がありそうです。

2/16(火)09時の予想天気図

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、昨日を下回る所が多く、北海道と東北北部では2℃~7℃位、北陸から山陰にかけても10℃を下回りこの時期らしい寒さに戻るでしょう。関東から九州の太平洋側にかけては10℃~16℃位の予想です。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は朝のうちまで広い範囲で雨や雪となりますが、日中以降は日本海側中心の雪となる見込みです。東北も日本海側で雪となり、太平洋側では日差しもありますが時々雪も降る変わりやすい天気となりそうです。広い範囲で西寄りの風が非常に強く吹くでしょう。暴風や暴風雪、高波などによる交通障害が発生するおそれがあります。不要不急の外出は出来るだけ控え、お出かけの方はあらかじめご使用になる交通機関や道路の情報をチェックするようにしましょう。

降水分布予想09・21時

最高気温は、北海道の北部と日本海側で2℃~5℃、オホーツク海~太平洋側にかけては3℃~6℃位の見込みです。東北は北部と日本海側で2℃~7℃、南部の太平洋側では6℃~10℃位の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸は雪や雨が断続し、非常に強い風を伴うでしょう。また、大気の状態が不安定のため、急な落雷や突風などにも注意が必要です。太平洋側の地方は概ね晴れますが、東海と伊豆諸島南部では雲が広がりやすい見込みです。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、北陸と長野、岐阜県飛騨地方では4℃~7℃位、関東から東海地方の太平洋側にかけては10℃以上で関東南部では15℃前後まで上がるでしょう。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

瀬戸内側や太平洋側の地方では概ね晴れる見込みです。日本海側では雲が広がりやすく、夜以降は雨や雪が降り出し、所により雷を伴うでしょう。お帰りの遅い方は天気変化にご注意ください。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、近畿北部から山陰にかけては8℃~9℃位の所が多いですが、他は10℃以上で九州南部から四国の太平洋側では14℃~15℃位の予想です。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

各地とも高気圧に覆われて概ね晴れるでしょう。ときおり雲が広がりますが、天気が崩れる心配はない見込みです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は17℃、沖縄本島は19℃、先島諸島と大東島地方は21℃~23℃位の予想です。

(気象予報士:むらさめ)

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