北～東日本は移動性の高気圧に広く覆われて、穏やかに晴れる所が多いでしょう。一方、西日本は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、太平洋側では雨となる所もありそうです。沖縄では大雨のピークは過ぎますが雲が取れにくく、小笠原諸島は曇雨天となる見込みです。
2/12（金）09時の予想天気図
南西諸島周辺では東寄りの風が強く、海上はしけるでしょう。荒れた天気が続きますので、船舶や海のレジャーはご注意ください。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は、全国的には昨日と同じくらいの所が多いですが、九州では１℃～2℃ほど高く、関東ではやや低い所もあるでしょう。北海道では真冬日の地点は少なく、関東から西では10℃を大きく上回る予想で、平年に比べて高めの状態が続き、3月並みの暖かさとなりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
各地で穏やかな冬晴れの一日となるでしょう。北海道ではときおり雲が広がりますが天気の崩れはなく、絶好の洗濯日和となりそうです。
気象衛星雲画像03時
最高気温は、北海道の北部やオホーツク海側で真冬日の地点もありますが、他は0℃～3℃位でしょう。東北は北部や日本海側で3℃～6℃、南部の太平洋側では7℃～10℃位の予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
穏やかに晴れる所が多いでしょう。ただ、東海地方では次第に雲が広がりやすくなり、三重県周辺では所々で弱い雨がぱらつきそうです。伊豆諸島も雲が多く、小笠原諸島では昼前から雨となるでしょう。天気変化にご注意ください。なお、関東は南部を中心に花粉の飛散が多い予想となっています。外出から戻るさいは衣服をよく払い、洗濯物は部屋干しにするのがよさそうです。
花粉飛散マップ 12日12時予想
日中の最高気温は、山沿いの一部をのぞき10℃を上回り、北陸西部や太平洋側の平野部では14℃～15℃位の見込みです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
日本海側を中心にはじめ日の差す所もありますが、次第に雲に覆われるでしょう。九州南部では朝のうちから雨が断続し、天気はぐずつく見込みです。四国の太平洋側も夜から雨が降り出す見込みです。お帰りの遅い方は雨具をお持ちください。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、13℃～15℃位の所が多く、九州や四国では16℃～17℃位まで上がり、日差しが少ない割には暖かく過ごしやすい見込みです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
先島諸島では晴れ間が広がりますが、他は雲に覆われやすく大東島地方や奄美地方では昼前後まで雨が残るでしょう。また、東寄りの風が強く吹き、海上はうねりを伴いしけが続く見込みです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は19℃、沖縄本島は22℃、先島諸島と大東島地方は23℃～25℃位の予想です。
（気象予報士：むらさめ）
