【1/26 朝イチ!】西から雨の範囲広がる

高気圧が北から日本付近を覆っていますが、低気圧を含む気圧の谷が九州に近づいています。このため、今日は早くも西から天気は下り坂に向かい、九州では朝のうちから雨が降り出し、その範囲は日中にかけて西日本の広い範囲に広がる見込みです。東~北日本でははじめ晴れ間もありますが、次第に雲が広がりやすくなり、夜には東海甲信から北陸の一部で雨となりそうです。また、南西諸島から小笠原諸島も湿った空気の影響ですっきりとした晴れは望めないでしょう。

1/26(火)09時の予想天気図

なお、関東近海から西日本の南海上、および南西諸島近海にかけては、海上はうねりを伴い波が高い見込みです。海のレジャーや船舶は十分にご注意ください。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、西~東日本では日差しは少ないものの昨日と同じくらいの所が多く、関東・北陸から西の地方では広く10℃を大きく上回り、西日本では15℃前後の予想で3月並みの暖かさとなるでしょう。東北も平年より高めで南部や日本海側では10℃近くまで上がる所もありますが、北海道では明け方にかけての放射冷却により冷え込みが厳しく、道北から道東では日中も氷点下の所が多い見込みです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

午前中は概ね晴れますが、昼以降は太平洋の地方から雲に覆われてくるでしょう。夜遅くには西から雨雲が近づき、日付の変わる頃から雪や雨が降り出す見込みです。明日は北海道を中心に風雪が強まり荒れた天気となるでしょう。最新の気象情報にご注意ください。

降水分布予想09・21時

北海道では朝方の冷え込みが厳しく、東部では日中も最高気温が-5℃前後の予想で凍てつくような寒さが続きそうです。道央では0℃~3℃、道南では5℃~7℃位の予想です。東北は5℃以上の所が多く、日本海側と南部の太平洋側では8℃~10℃位まで上がり、寒さは和らぐでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

はじめ晴れ間が広がる所が多いですが、次第に天気は下り坂に向かいます。午後は次第に雲が厚くなり、東海から北陸、甲信地方では夕方以降に雨が降り始め、夜遅くには関東から伊豆諸島の一部までその範囲は広がるでしょう。お帰りの遅い方は雨具をお持ちになると安心です。降雪は標高の高い山に限られますが、積雪の多い地域ではなだれや高所からの落雪などにご注意ください。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、10℃以上となる所が多く、関東南部から東海地方の太平洋側では15℃近くまで上がる見込みです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州では朝のうちから雨が降り出し、日中は西日本の広い範囲が雨雲で覆われるでしょう。傘の手放せない一日となりそうです。太平洋側では急な強い雨、落雷や突風などにもご注意ください。夜は、九州から天気は回復に向かう見込みです。

降水分布予想09・21時

日中の最高気温は、15℃前後の所が多く、この時期としては暖かく過ごしやすいでしょう。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美地方では雨のち午後から曇り、沖縄本島と大東島地方も日の差す時間もあるものの雲が取れにくく、所によりにわか雨もある変わりやすい空模様となりそうです。先島諸島では朝晩雲が広がりやすいものの、日中は概ね晴れでしょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は21℃、沖縄は22℃~23℃位の予想です。

(気象予報士:むらさめ)

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