【10/6 朝イチ!】南から荒天のきざし 貴重な晴れを有効に

今日の日本付近は西から張り出す高気圧に覆われて、太平洋側を中心に秋晴れとなる所が多いでしょう。ただ、北日本の日本海側から北陸にかけては雲が多めで、北海道では上空の寒気の影響で雨が降ったり止んだりのぐずついた天気が続いてしまいそうです。また、台風第14号に近い小笠原諸島では南東の風が強く不安定な天気で、海上はシケとなるでしょう。伊豆諸島も天気は下り坂に向かう見込みです。最新の台風情報にご注意ください。

10/6(火)09時の予想天気図

各地の最高気温は、西~東日本では昨日と同じくらいで太平洋側では25℃以上の夏日となる地点が多く汗ばむ陽気となりそうです。一方、北日本では昨日よりやや低く、日本海側を中心に20℃を下回る所が多い見込みです。日差しが少なく海岸平野部を中心に西寄りの風も強く吹くため、空気が冷たく感じられそうです。外出される方は羽織るものをお持ちください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は道東の太平洋側で晴れ間が広がるものの、日中以降も日本海側を中心に雨が断続するでしょう。夕方から夜にかけてはオホーツク海側の地方でも一時雨となる所がありそうです。変わりやすい天気にご注意ください。東北は、朝のうちまで雲が多く北部や日本海側で雨の残る所がありますが、日中からは天気が回復し青空が戻ってくるでしょう。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、北海道では16℃~19℃位の所が多く、西寄りの風も強いため肌寒いですが、釧路や帯広など道東では20℃位まで上がるでしょう。東北も20℃前後の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東甲信から東海地方にかけては概ね晴れの一日でしょう。北陸ははじめ曇りの所が多いですが、西部から晴れ間が広がる見込みです。一方、台風に近い小笠原諸島は曇り時々雨で雷を伴うおそれがあります。また南東の風が強く、海上はしけるでしょう。強風や高波にご注意ください。伊豆諸島も天気は下り坂で、八丈島など南部では昼過ぎから雨となりそうです。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、北陸と岐阜県飛騨地方、長野県では20℃~23℃位、他は25℃前後の所が多いでしょう。小笠原諸島では30℃位で厳しい暑さとなりそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

近畿北部や山陰にかけての日本海側では雲が広がりやすいですが天気の大きな崩れはなく、昼頃からは日差しが戻るでしょう。他は太平洋側を中心に概ね晴れる見込みです。明日は太平洋側から天気は下り坂に向かいますので貴重な晴れとなりそうです。

気象衛星雲画像03時

日中の最高気温は、日本海側で22℃~24℃位、他は25℃以上の所が多く、九州南部や四国の太平洋側では27℃~28℃位まで上がり汗ばむ陽気となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

大東島地方は概ね晴れますが、他は雲が広がりやすく先島諸島では朝のうちまで雨の残る所がありそうです。ただ、奄美と沖縄本島では昼頃から時々日の差す時間があるでしょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は奄美で27℃、沖縄は28℃以上で南大東では30℃位の予想です。

(気象予報士:むらさめ)

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