【9/29 朝イチ!】秋晴れ続くが局地的な天気の崩れに注意を

日本付近は引き続き高気圧に覆われ、今日も爽やかな秋晴れが続く所が多いでしょう。ただ、北海道北部や西日本の太平洋側の一部、および南西諸島や小笠原諸島では気圧の谷の影響を受け、所により雲が広がりやすく、にわか雨の所がありそうです。天気予報のチェックをお忘れなく。

9/29(火)09時の予想天気図

また、関東近海では北東、北海道北部の沿岸では南西の風がやや強く、海上は波が高い見込みです。船舶や海のレジャーは強風や高波にご注意ください。

海上の風と波の予想09時

各地の最高気温は、全般に昨日より高めで、北日本でも25℃の夏日となる所があり、九州南部では30℃近くまで上がり汗ばむ陽気となりそうです。一方、関東では夏日の地点は少なくなり、秋らしく過ごしやすい一日となるでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北日本は穏やかに晴れる所が多いですが、道北の宗谷地方では雲が広がりやすく、午後を中心ににわか雨がありそうです。また、沿岸部を中心に南寄りの風が強まりますので、お出かけの方は変わりやすい天気や強風にご注意ください。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、北海道でも20℃以上の所が多く、旭川や紋別など内陸やオホーツク海側では24℃~25℃位まで上がる予想です。東北も日本海側や内陸部を中心に夏日となる所があり、汗ばむくらいの陽気となりそうです。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

東日本も概ね晴れますが、三重県など東海地方の太平洋側では朝のうちまで雲が多く、一部で雨が残るでしょう。また、伊豆諸島は日中から次第に雲に覆われ、南部では所により雨となる見込みです。小笠原諸島は曇り時々雨で雷を伴うおそれがあります。変わりやすい天気にご注意ください。

気象衛星雲画像03時

日中の最高気温は、関東では22℃~24℃位、甲信から東海・北陸では24℃~27℃位まで上がる予想です。小笠原諸島では30℃前後の予想で残暑が続くでしょう。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

概ね乾燥した晴天が続きますが、近畿南部から四国の太平洋側では日中にかけて、九州の太平洋側では夕方から夜にかけて通り雨の可能性がありますので、お出かけや洗濯などされる方は急な雨にお気を付けください。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、25℃~27℃位の所が多くなりますが、九州南部では30℃近くまで上がる所がありそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

先島諸島では概ね晴れますが、他の地方は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、すっきりしない天気が続くでしょう。奄美地方では午前中、沖縄本島では午後を中心に時々雨となり、雷を伴う所がありそうです。大東島地方も昼過ぎにかけて雨が断続する見込みです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は27℃、沖縄は各地とも29℃~30℃の予想で残暑が続くでしょう。体調管理にご注意ください。

(気象予報士:むらさめ)

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