日本付近は前線や湿った空気の影響で今日も曇りや雨の所が多いでしょう。特に東日本から東北にかけては大気の状態が不安定となるため、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風に注意してください。一方、沖縄から西日本にかけては、次第に高気圧に覆われ、午後からは晴れ間が広がってくる見込みです。
9/13（日）09時の予想天気図
なお、北日本の沿岸部では東寄りの風が強く、太平洋側の海上ではうねりを伴い波の高い状態が続くでしょう。強風や高波に十分ご注意ください。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は、関東では昨日より高く、他は昨日と同じか低めの所が多いでしょう。関東から九州、沖縄にかけては30℃以上の真夏日となる地点が多く、厳しい残暑となりそうです。激しい運動や暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、積極的な熱中症対策を心がけましょう。一方、北海道では20℃以下の所が多くなり、空気がヒンヤリ感じられそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は、道北で晴れ間が広がる他は雨や曇りの所が多いでしょう。東北は、太平洋側で雨が降り続くため、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要です。また、午後から夜にかけては日本海側や南部を中心に大気の状態が不安定となりそうです。急な激しい雨、落雷などに用心してください。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北海道で20℃を下回る所が多く外出には長袖の上着が必要となってきそうです。東北は、北部の太平洋側で20℃～25℃、日本海側と南部では30℃前後まで上がり、残暑が続く見込みです。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
東海と北陸西部では午前中、北陸東部（新潟県）では昼頃から雨や雷雨となるでしょう。関東甲信地方も太平洋側ではじめ日が差す所もありますが、次第に雲に覆われ午後は内陸部や山沿いの所々で雷雲が発生し、夕方から夜にかけては平野部でも一時的に滝のような非常に激しい雨が降るおそれがあります。短時間強雨や落雷、突風などの天気の急激な変化にご注意ください。一方、伊豆諸島や小笠原諸島は概ね晴れでしょう。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北陸西部や長野県北部を除いて30℃以上となる地点が多く、湿度が高くとても蒸し暑く感じられそうです。暑さを避け、こまめな水分補給をするなど、熱中症対策を心がけましょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
近畿と四国東部では午前中まで雨で、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。他の地方は曇りの所が多いですが、九州と中国地方では次第に天気は回復に向かい、夕方頃から晴れ間が広がる所もありそうです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、山陰から九州北部にかけては25℃～28℃位、他は30℃前後の予想で、残暑が続く見込みです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美と沖縄本島地方、先島諸島は、はじめ前線の影響で曇りや雨の天気となり所により雷を伴いますが、次第に高気圧に覆われて晴れるでしょう。大東島地方は、概ね晴れの一日となりそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、29℃～31℃位の予想です。
（気象予報士：むらさめ）
