【5/22 朝イチ!】南西諸島は梅雨本番 大雨警戒

沖縄付近に停滞する梅雨前線の活動が活発となっています。今日は南西諸島では雨が降り続き、雷を伴った非常に激しい雨となる所があるでしょう。大雨による土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水などに警戒が必要です。一方、西日本と北海道の一部は晴れ間が広がりますが、東日本から東北にかけては、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨のぐずついた天気が続いてしまいそうです。

5/22(金)09時の予想天気図

日中の最高気温は昨日と同じかやや高めとなる所が多いでしょう。西日本では25℃前後の汗ばむ陽気となりそうです。一方、関東から北の太平洋側では引き続き春先の4月並みの肌寒さで、関東も20℃に届かずお出かけには上着が必要になりそうです。道東では10℃以下の予想です。暖かくしてお過ごしください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

東北の北部と日本海側、道南にかけては昼頃にかけて雨となる所が多く、午後以降も雲の多いすっきりしない空模様が続くでしょう。道南をのぞいた北海道各地でははじめ晴れますが、日中以降は道央から雲が広がりやすくなりそうです。なお、太平洋側では濃い霧のため見通しが悪くなるおそれがありますので車の運転などされる方はご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道の太平洋側では引き続き4月並みの10℃前後で、釧路では7℃までしか上がらない予想です。他は15℃以上の所が多く、内陸の旭川では20℃まで上がり過ごしやすいでしょう。東北は太平洋側で15℃前後、日本海側では17℃~19℃位の見込みです。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東地方は冷たく湿った北東風の影響で低い雲に覆われ、朝のうちは南部や伊豆諸島で雨となり、千葉・茨城県の太平洋沿岸では昼過ぎまで天気の回復が遅れる見込みです。北陸は曇りで、新潟では午前中まで雨が残りますが、西部から次第に日が差すでしょう。東海~甲信地方も朝のうちは曇る所が多いですが、日中以降は次第に晴れ間が広がりそうです。

降水分布予想09時・18時

日中の最高気温は、関東は18℃~20℃と低めで空気がヒンヤリと冷たく感じられそうです。北陸は20℃~22℃、甲信・東海地方では21℃以上で、内陸部では25℃前後まで上がる見込みです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

各地とも概ね晴れますが、九州南部では日中から次第に雲が厚くなり、梅雨前線に近い種子島・屋久島地方では時々雨となるでしょう。

降水分布予想09時・18時

日中の最高気温は、近畿地方北部から山陰にかけては21℃~22℃位、他は23℃~27℃位まで上がり、汗ばむ陽気となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

各地で強弱を繰り返しながら雨が断続し、夕方から夜にかけては所により雷を伴い1時間に50㎜以上の非常に激しい雨となる見込みです。落雷や竜巻など激しい突風にご注意ください。雨は明日にかけても降り続き、沖縄地方では警報級の大雨となるおそれがあります。大雨による土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水などに警戒が必要です。不要不急の外出は控え、地元自治体の発表する防災情報などこまめにチェックするようにしましょう

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は22℃、沖縄は26℃~28℃の予想で蒸し暑いでしょう。

(むらさめ)

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