【5/18 朝イチ!】台風くずれの低気圧 西日本に接近し不安定

台風1号から変わった熱帯低気圧が沖縄から九州に近づき、前線の活動が活発となっています。今日は沖縄から西日本にかけて大気の状態が不安定となり、所により雷を伴った激しい雨となるでしょう。急な強い雨、落雷や突風などの天気の急変にご注意ください。東日本から北日本は日差しのある所もありますが天気は下り坂で、夕方には東海や北陸西部から雨が降り出す見込みです。

5/18(月)09時の予想天気図

なお、沖縄から西日本の太平洋沿岸を中心に南寄りの風がやや強く、海上は波が高くなるでしょう。強風や高波にもご注意ください。

海上の波と風の予想12時

最高気温は昨日より低くなる所が多く、特に北海道から東北の太平洋側にかけては春先の4月下旬並みの予想で札幌・仙台は15℃前後と肌寒いでしょう。暖かくしてお過ごしください。東~西日本では20℃~25℃位、沖縄は28℃以上で蒸し暑いでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は道北で概ね晴れますが、他は日差しのある所も午後以降次第に雲が厚くなるでしょう。東北も日本海側の一部で晴れ間が広がるものの、全般に雲に覆われすっきりしない空模様が続いてしまいそうです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道北部とオホーツク海側では7℃~8℃位までしか上がらず肌寒いでしょう。他は11℃以上で札幌14℃、旭川は16℃の予想です。東北は、太平洋側で気温の上昇がにぶく14℃~18℃、日本海側では20℃~22℃位の見込みです。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東地方は湿った北東の風が流れ込み、一日を通して雲が広がりやすく、夕方以降は伊豆諸島から雨が降り出すでしょう。北陸・甲信・東海地方ははじめ晴れる所が多いですが、午後は太平洋側の地方から雲が厚くなり、夕方以降は西から雨が降り出し、次第に雨足が強まる見込みです。お帰りの遅くなる方は雨具をお持ちください。

降水分布予想09時・18時

日中の最高気温は、関東は21℃~22℃で涼しく暑さが和らぐでしょう。北陸・甲信・東海地方では内陸部を中心に25℃前後まで上がる見込みです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州は朝のうちから雨が降り出し、雷を伴い一時激しく降るおそれがあります。日中から夜にかけて雨の範囲は四国・中国、近畿地方に広がる見込みです。特に、九州南部、四国の太平洋側から近畿地方南部にかけてはまとまった雨となる予想です。今夜にかけて大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水などにご注意ください。

降水分布予想09時・18時

日中の最高気温は、四国21℃~22℃、九州・中国・近畿地方は22℃~26℃位の予想です。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美と沖縄本島は夕方にかけて雨が断続し、昼前から昼過ぎをピークに雷を伴い激しい雨となるおそれがあります。落雷や突風などの激しい現象にご注意ください。大東島地方は、曇りのち昼から夕方にかけ雨や雷雨、先島諸島では朝のうちまで雨が残りますが、日中以降は八重山地方から次第に晴れ間が広がってくるでしょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は27℃、沖縄は28℃以上の予想で宮古島は30℃と暑さが厳しくなりそうです。

(むらさめ)

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