日本付近は気圧の谷や湿った空気の影響を受け、大気の状態が不安定となっています。南西諸島と山陰から北陸では朝のうちから雨や雷雨となり、西～東日本ではこれから日中にかけて雨の範囲は太平洋側に広がる見込みです。所により雷を伴い激しく降るおそれがあります。急な強い雨、落雷・突風など天気の急変にご注意ください。北日本も天気が下り坂で昼頃から雨が降り出す所が多そうです。変わりやすい天気にお気を付けください。
5/6（水）09時の予想天気図
北日本の太平洋沿岸と南西諸島では、低気圧の接近により、風がやや強く海上は波がやや高くなるでしょう。強風や高波にもご注意ください。
海上の風と波の予想12時
日中の最高気温は、北海道をのぞき昨日を下回る所が多く、初夏の暑さは一休みするでしょう。北日本では15℃前後の所が多く、関東から九州にかけては20℃～25℃位で夏日となる地点は少なくなりそうです。沖縄は、26℃以上となり、蒸し暑く感じられそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は、はじめ晴れ間の広がる所もありますが、昼頃には日本海側や南部から雨が降り出し、午後から夜にかけて雨の範囲は全道に広がる見込みです。また、道東の太平洋沿岸では濃い霧のため見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転などお気を付けください。東北は午前中は概ね曇りですが、南部では朝のうち雨の所があるでしょう。その後、昼頃から夕方にかけては青森県や福島県周辺で再び雨が降り出す所が多そうです。天気が変わりやすくなりますので、急な雨にご注意ください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、北海道では15℃以下の所が多く道北や道東では10℃前後と肌寒いでしょう。釧路は9℃の予想です。東北は、北部では15℃～17℃、南部では15℃～19℃位の見込みです。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
日本海側の地方から天気が崩れるでしょう。北陸から岐阜・長野、北関東にかけては午前中から雨が降り出して、午後は太平洋側の地方まで雨域が広がりながら雨足が強まる見込みです。所により雷を伴い強く降るおそれがありますので、落雷・突風などの天気の急変にご注意ください。
降水分布予想09時・18時
日中の最高気温は、北陸で16℃～18℃、関東甲信と東海では18℃～22℃位で平年を下回り、暑さは一段落となりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
午前中は九州・四国では晴れ間が広がりますが、北近畿から山陰、および種子島・屋久島地方で雨となる所が多いでしょう。午後は、九州で引き続き晴れる所が多いものの、近畿地方の広い範囲と四国の太平洋側で雨となりそうです。大気の状態が不安定となり、局地的には雷を伴い激しい雨が降るおそれがあります。急な強い雨、落雷や突風などの天気の急変にご注意ください。
降水分布予想09時・18時
日中の最高気温は、近畿北部から山陰、九州北部の日本海側にかけては20℃前後、他は21℃～25℃位の所が多くなりますが、鹿児島や熊本では27℃位まで上がる見込みです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美と沖縄本島地方は雨で午後から天気は回復に向かいますが、昼前にかけては雷を伴い、非常に激しく降るおそれがあります。大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水などにご注意ください。大東島地方は曇りのち昼頃から夕方にかけて雨か雷雨、先島諸島は晴れのち曇りで、昼頃から夕方にかけて一時雨でしょう。変わりやすい天気にご注意ください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は24℃、沖縄では26℃以上で先島諸島では29℃位まで上がる予想です。
（むらさめ）
