西高東低の気圧配置は緩み、高気圧が西から日本付近を覆ってきました。今日は西～東日本にかけては穏やかに晴れる所が多くなりますが、北日本と北陸では気圧の谷や寒気の影響で天気の回復が遅れ、日中から夜にかけて雪や雨が降る所があるでしょう。変わりやすい天気にご注意ください。
2/24（月）09時の予想天気図
強い季節風は収まってきましたが、北日本周辺の沿岸部では西寄りの風がやや強く、海上は波が高い状態がまだ続くでしょう。海のレジャーや船舶は強風や高波に注意が必要です。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は全国的に平年より高く、北～東日本では3月上～中旬、西日本と沖縄では3月下旬並みの暖かさとなりそうです。道北では真冬日の所があり冬らしい寒さとなりますが、東北は10℃近くまで上がり寒さが和らぐでしょう。関東から九州にかけては15℃前後の所が多く、ぽかぽか陽気となりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道と東北はいったん天気が回復し、午前中までは太平洋側を中心に日差しがありますが、日本海側では昼前から再び雨や雪が降り出し、午後は太平洋側でも所々で天気が崩れそうです。夜にかけても日本海側の一部で雪や雨が残る所があり、北海道では平野部でも積雪となるおそれがありますので、外出をされる方などは足元にご注意ください。
各地の天気と気温
最高気温は、北海道は0℃前後の所が多いですが、道南から道東の太平洋側では3℃～6℃位まで上がるでしょう。東北は6℃～9℃位の予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸は西部から晴れ間が広がりますが、新潟県では雲に覆われ中・下越地方周辺では朝晩を中心に雨となりそうです。お出かけの方は雨具をお持ちください。他の地方は穏やかに晴れてお出かけ日和となるでしょう。
雨雪分布予想09時
降水分布予想21時
日中の最高気温は、北陸と長野、岐阜県飛騨地方では10℃～13℃、太平洋側では15℃前後まで上がり、この時期としては暖かく過ごしやすいでしょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地で青空が広がるでしょう。天気の崩れる心配はなく、絶好の行楽・洗濯日和となりそうです。明日は西から天気が下り坂に向かいますので、春の日差しを有効に活用ください。
気象衛星雲画像03時
日中の最高気温は、近畿で12℃～14℃、他は15℃前後の所が多くなりますが、九州南部では19℃前後まで上がり、春本番の陽気となりそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
各地で穏やかに晴れるでしょう。先島諸島では夕方から夜にかけて雲が広がりやすくなりますが、天気の大きな崩れはない見込みです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は21℃、沖縄は23℃～25℃まで上がり、汗ばむ陽気となりそうです。
（むらさめ）
