【9/21 朝イチ!】南西諸島は暴風・高波・大雨に厳重警戒を

今日は、大型の台風第17号が南西諸島周辺を北寄りに進む見込みです。このため、沖縄と奄美では暴風や大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水に厳重な警戒が必要です。西日本と東日本も活発化する秋雨前線の影響で雨や曇りとなり、特に九州と四国の太平洋側では明日22日にかけて大雨となるおそれがあります。一方、北日本は高気圧に覆われて概ね晴れますが、北海道北部と東北南部では気圧の谷や湿った空気の影響で天気は下り坂で、夜は雨となる所もありそうです。

9/21(土)09時の予想天気図

また、南西諸島周辺の海域では6mを超える大しけとなるでしょう。沿岸部では高波に警戒して下さい。九州と四国の太平洋側から伊豆諸島にかけても東寄りの風がやや強く、海上は波が高くなる見込みです。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、平年並みか平年を下回る所が多いでしょう。北海道では20℃を下回る所もあり、少し肌寒く感じられそうです。西~東日本では25℃前後の所が多いですが、九州と沖縄では30℃の真夏日となる所もありそうです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

穏やかに晴れる所が多く、行楽日和となりそうです。ただ、北海道北部と東北南部では午後から次第に雲が多くなり、稚内や福島では夜から雨となる所もありそうです。帰宅の遅い方は傘を準備ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道のオホーツク海側と太平洋沿岸部では18℃前後、他は20~22℃位の予想です。東北は23℃前後の所が多く、過ごしやすいでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

日差しがほとんどなく、広い範囲で雨が降ったり止んだりのすっきりしない天気が続きそうです。関東北部と新潟県では一時小雨がぱらつく程度で概ね曇りでしょう。

降水分布予想09時・15時

日中の気温は、22℃~25℃位の所が多いですが、長野では20℃前後で上着が必要になりそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

各地とも雲に覆われ、九州と四国の太平洋側では一日を通して雨が断続し、南東斜面を中心に明日22日にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害・低地の浸水・河川の増水にご注意ください。中国と近畿地方も広い範囲で雨となりますが、午後は日本海側をのぞき止む所が多いでしょう。

降水分布予想09時・15時

日中の最高気温は、山陰から近畿北部では22℃位、他は24℃~27℃の所が多いですが、九州南部と東シナ海側では30℃前後まで上がり、かなり蒸し暑く感じられそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

台風の動きが遅く、大型で暴風・強風域も広いため大荒れの天気が続くでしょう。長時間にわたり非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる見込みです。暴風による飛来物や倒木、高波による越波に厳重な警戒が必要です。また、台風を取り巻く活発な積乱雲がかかり、一時的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水、落雷や突風にも注意して下さい。最新の台風情報や地元自治体の出す防災情報をチェックするようにしましょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は28℃~30℃の予想です。

(むらさめ)

 

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