超大型の台風第10号の接近で、西日本では太平洋側を中心に猛烈な風が吹いて大荒れの天気となるでしょう。東海から紀伊半島南部と四国、九州南部にかけての太平洋側を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、暴風に注意警戒が必要です。最新の気象情報と交通情報を確認して下さい。また、地元自治体が発表する避難に関する情報に気を付けて下さい。東北地方の太平洋側は雨が降りやすいでしょう。関東では太平洋側を中心に湿った空気の影響で雨や雷雨となり、所により雷を伴って激しく降り、奄美諸島や大東島地方も雨や雷雨となる見込みです。特に、北日本から西日本にかけての太平洋側と小笠原諸島や沖縄・奄美では、沿岸や海上はうねりを伴った高波と暴風や強風に注意警戒し、海のレジャーは控えて下さい。
予想天気図（8月14日9時）
きょうの全国の天気と気温
8月14日12時の波と風の予想
日本の南海上の雨雲の予想（8月14日12時）
東北地方、東日本と西日本は厳しい暑さが続くでしょう。特に北陸地方は猛暑日となるので、熱中症に厳重に警戒して下さい。
■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
北海道は道東では晴れますが、道央や道南では雲が広がって所により雨が降るでしょう。東北地方の太平洋側は雲が広がって雨が降りやすいでしょう。お出かけの際は傘をお持ち下さい。東北地方の日本海側は夏空が広がって日射しが強いので、帽子や日傘などの紫外線対策を忘れないように。太平洋側の沿岸と海上はうねりを伴って波が高いことから、海のレジャーは控えて下さい。
きょうの北海道の天気と気温
きょうの東北地方の天気と気温
東北北部の雨雲の予想（8月14日12時）
北海道の道東は少し肌寒いので、一枚羽織るものがあると良さそうです。東北地方は蒸し暑いので、こまめな水分補給や休憩、エアコンの利用などの熱中症対策をして下さい。
【東日本】(関東・東海・北陸・島しょ部)
北陸地方は晴れますが、午後は山沿いでは所により雨や雷雨となるでしょう。関東から東海・甲信にかけては太平洋側を中心に雲が広がって雨や雷雨となり、三重県では所により雷を伴って非常に激しく降る見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、土砂災害、低地の浸水や河川の増水に注意警戒が必要です。お出かけの際は傘をお持ち下さい。小笠原諸島や伊豆諸島の近海や沿岸は大しけが続くので、厳重に警戒して下さい。特に、太平洋側の沿岸や海上では強風とうねりを伴った高波に注意警戒し、海のレジャーは控えて下さい。
きょうの北陸地方の天気と気温
きょうの関東地方の天気と気温
きょうの東海・甲信地方の天気と気温
東北南部と東日本の雨雲の予想（8月14日15時）
きょう昼の紫外線の強さ予測（出展：気象庁）
各地で厳しい暑さが続き、北陸地方ではフェーン現象のため猛暑となりそうです。蒸し暑いので、こまめな水分補給や休憩、エアコンの利用などで熱中症対策に心がけて下さい。
【西日本】(近畿・中国・四国・九州)
西日本は、猛烈な風が吹いて大荒れとなるでしょう。太平洋側を中心に雨や雷雨となり、九州南部から四国にかけてと紀伊半島の南部では、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、暴風に注意警戒が必要です。最新の気象情報と交通情報を確認して下さい。また、地元自治体が発表する避難に関する情報に気を付けて下さい。周辺の海域は大しけとなり、四国の南海上は猛烈にしけるでしょう。船舶はうねりを伴った高波と暴風に厳重に警戒して下さい。また、台風の接近が潮位が高い大潮時期と重なるため、高潮にも注意警戒が必要です。
きょうの近畿地方の天気と気温
きょうの中国地方の天気と気温
きょうの四国地方の天気と気温
きょうの九州地方の天気と気温
厳しい暑さと熱帯夜が続いて熱中症の危険が高くなります。蒸し暑いので、こまめな水分補給や休憩、エアコンの利用などで熱中症対策を十分にとって下さい。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美諸島と大東島地方は台風第10号の影響で、雨や雷雨となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意して下さい。周辺の海域は大しけが続くので船舶はうねりを伴った高波に警戒し、海のレジャーは控えて下さい。沖縄は夏空が広がりますが、沖縄本島はにわか雨が降りそうです。日差しが極端に強いので、帽子や日傘、日陰を選んで歩くなどの紫外線対策を忘れないように。
きょうの沖縄・奄美の天気と気温
日中は真夏日となる所が多く蒸し暑さが続くので、こまめな水分補給や休憩、エアコンの利用などの熱中症対策をしましょう。
（ビエント）
