【6/26 朝イチ!】沖縄から西日本は天気急変に注意

今日は、高気圧の中心が日本の東に離れ、梅雨前線が西日本を北上するでしょう。また、熱帯低気圧が発達しながら沖縄に接近する見込みです。このため、沖縄から九州、四国の太平洋側にかけては朝のうちから雨の所が多く、その範囲は夜にかけて中国・近畿、および東海・北陸地方の一部まで広がるでしょう。特に、沖縄と西日本の太平洋側を中心に、雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、大雨や落雷・突風などに注意が必要です。関東甲信地方は、はじめ晴れ間もありますが、次第に雲が厚くなる見込みです。一方、北日本では概ね晴れる所が多いでしょう。

6/26(水)09時の予想天気図

また、北海道北部では南西の風が強く、海上は波が高いでしょう。沖縄周辺海域もうねりを伴い波が高くなる見込みです。海のレジャーや船舶は強風や高波にご注意ください。

海上の風と波の予想09時

日中の気温は、沖縄から九州・四国にかけてはほぼ平年並みですが、他は平年を上回り、中国から東北南部にかけては内陸部を中心に7月中旬~下旬並みの30℃を超え、真夏日となる所もありそうです。熱中症になりやすい気象状態となるため、健康管理にはご注意ください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 北日本(東北・北海道)

北日本は全般に青空が広がる所が多くなりますが、北海道北部では朝晩中心に雲が広がりやすく、日本海側では一時雨の降る所があるでしょう。また、沿岸部を中心に南西の風が強く、海上は波が高い見込みです。強風や高波にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の気温は、内陸部を中心に25℃以上まで上がり汗ばむ陽気となるでしょう。東北南部では30℃の真夏日となる所があり、暑さが厳しくなりそうです。一方、道東の沿岸部では最高気温が20℃前後で空気がひんやりと感じられそうです。

 

東日本(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

午前中は晴れる所が多くなりますが、次第に西から雲が広がってくるでしょう。昼過ぎから夜にかけては東海と北陸地方の一部でにわか雨となる所がありそうです。急な雨に備え、外出の際は折り畳み傘があると安心です。

気象衛星雲画像 03時

日中の気温は昨日より高くなり、内陸部を中心に最高気温が30℃を超え真夏日となる所があるでしょう。南寄りの湿った風が吹き、かなり蒸し暑く感じられそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州と四国の太平洋側にかけては午前中から雨の降りだす所が多く、次第に雨足が強まるでしょう。昼頃から夜にかけては中国から近畿地方でも所々で雨となりそうです。南からは暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定となり、太平洋側を中心に雷を伴って激しく降るおそれがあります。明日にかけて大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水や落雷や突風などの激しい現象にもご注意ください。

降水分布予想12時

日中の気温は平年を上回り、中国・近畿地方では最高気温が30℃の真夏日となる所も多く、湿度も高めで蒸し暑く感じられそうです。熱中症になりやすい気象状態となりますので、こまめに水分を補給し、激しい運動を控えるなど予防に努めましょう。

 

沖縄・奄美(沖縄・奄美諸島)

沖縄本島と奄美地方では雨となり、熱帯低気圧の接近により夜は風雨が強まるでしょう。大雨による土砂災害や低地の浸水・河川の氾濫などに警戒が必要です。先島諸島も時々雨となり、変わりやすい天気でしょう。急な激しい雨や落雷・突風などの天気の急変に十分ご注意ください。大東島地方では概ね曇りでしょう。なお、海上ではうねりを伴い波が高い状態となるでしょう。沿岸部では高波にもご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美と那覇、南大東では27℃前後、先島諸島では30℃位の予想です。

(むらさめ)

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