【5/20 朝イチ!】西日本の太平洋側で大雨のおそれ

今日は、大陸の低気圧からのびる前線が西日本に近づき、日本のはるか東海上に中心を持つ高気圧の周辺から湿った空気が流れ込むでしょう。このため、西日本は広い範囲で雨となり、特に九州・四国から近畿の太平洋側を中心に大雨となる見込みです。雷を伴った激しい雨や土砂災害・低地の浸水・河川の増水などに警戒・注意が必要です。また、雨はしだいに東日本の広い範囲と北日本の一部に広がるでしょう。東海から関東の太平洋側では夕方から夜にかけて本降りの雨となり、明日にかけて大雨のおそれがあります。また、前線が停滞する沖縄では大気の状態が不安定となるため、短時間の強い雨や落雷・突風など天気の急変にご注意ください。なお、全国的に南寄りの風が強まり、関東から九州にかけての太平洋側の海上ではうねりを伴い波が高い状態が続くでしょう。海のレジャーや船舶は注意・警戒してください。

5/20(月)09時の予想天気図

 

海上の風と波の予想09時

日中の気温は、太平洋側では平年並みの所が多いですが、東北の日本海側から北陸、山陰にかけてと九州、および北海道のオホーツク海側では平年より高く25℃前後まで上がり、上着なしでちょうど良い位でしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 北日本(東北・北海道)

北海道は、はじめ晴れますが日中以降は日本海側から雲が広がりはじめ、道南や道東では夜遅くから雨が降り出す所がありそうです。東北も天気が下り坂で、北部や日本海側でははじめ晴れ間が広がりますが、南部や太平洋側では雲が多く、夕方から夜にかけて次第に雨が降り出す見込みです。

各地の天気と気温

北海道は、日中の気温が室蘭・釧路など太平洋側では15℃に届かず少し肌寒く感じられますが、他は20℃前後の所が多くなりそうです。旭川や紋別では最高気温が24~25℃の予想で真夏並みの見込みです。東北は、太平洋側では平年並みの20℃前後の所が多く過ごしやすいですが、青森・秋田・山形など北部や日本海側では25℃位まで気温が上がり、日中は汗ばむ陽気となるでしょう。

 

東日本(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

天気は下り坂に向かいます。北陸でははじめ晴れ間が広がりますが、東海地方の太平洋側では早い所では朝のうちから弱い雨がぱらつきだし、午後からは広い範囲で雨が降り出すでしょう。関東甲信や北陸など他の地方でも、夕方から夜にかけて雨が降り出す所が多くなりそうです。通勤・通学の方は傘の用意をお忘れなく。東海から関東にかけては今夜から明日にかけ風雨が強まり大荒れの天気となる見込みです。ご注意ください。

降水分布予想15時

日中の気温は、北陸では25℃以上まで上がり半袖で過ごしてちょうど位でしょう。他は20℃台前半の所が多くなりそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

広い範囲で雨となるでしょう。九州北部や山陰では止み間もありますが、九州・四国・近畿の太平洋側では風雨が強まり、大荒れの天気となるおそれがあります。大雨による土砂災害や低地の浸水・河川の増水などに警戒・注意が必要です。雷を伴った急な激しい雨や落雷・突風など天気の急変にもご注意ください。

降水分布予想15時

日中の最高気温は日本海側と九州では25℃前後まで上がり蒸し暑さを感じるでしょう。他は20℃を少し超える位の所が多くなりそうです。

 

沖縄・奄美(沖縄・奄美諸島)

前線が停滞して梅雨空が続くでしょう。奄美と沖縄本島では昼頃から雨足が強まり、大気の状態が不安となり、夕方にかけて雷を伴い一時激しく降るおそれがあります。急な強い雨や落雷・突風等、天気の急変に注意が必要です。一方、宮古島では午前中を中心に日が差す時間帯もあるでしょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、26℃以上で、先島諸島では30℃位まで上がりかなり蒸し暑くなるでしょう。

(むらさめ)

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