【8/22 朝イチ!】九州は台風の接近で大荒れ 北日本も不安定な天気

今日は、非常に強い台風第19号が鹿児島の種子島・屋久島地方から九州の西海上を北上するでしょう。九州地方では暴風雨やうねりを伴った高波厳重な警戒が必要です。九州と四国の太平洋側では明日にかけ雨が降り続き大雨のおそれがあります。土砂災害・低地の浸水、河川の増水に警戒、注意して下さい。また、北海道と東北北部は前線の通過で変わりやすい天気でしょう。急な強い雨、落雷・突風などに注意が必要です。一方、東北南部から東日本、西日本の日本海側では晴れ間が広がりますが、東海地方の太平洋側では曇りや雨の所が多いでしょう。

8/22(水)09時の予想天気図

南寄りの暖かい空気が流れ込むため、日中は全国的に平年の気温を上回り真夏並みの厳しい暑さとなるでしょう。日本海側や内陸部では最高気温が35℃を超える猛暑日の所もあり、北海道でも30℃を超える真夏日の所がありそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、暑さを避けこまめに水分を取るなど体調管理には十二分にご注意ください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 北日本(東北・北海道)

北海道ははじめ雨の所が多く、雷を伴って一時激しく降るおそれがあります。短時間強雨・落雷・突風などの激しい現象に注意して下さい。道北から道央では昼前に、道東は昼過ぎにかけて雨が止み、晴れ間が広がってくる見込みです。なお、海岸平野部を中心に南西の強風に注意して下さい。東北は、北部で雲が多く、青森県周辺では昼頃までにわか雨や雷雨の所がありますが、南部では概ね晴れそうです。

各地の天気と気温

日中は、北海道の内陸部とオホーツク海側を中心に真夏の時期をさらに上回り30℃前後まで気温が上がる予想です。東北は各地で30℃以上の真夏日となり、厳しい残暑が続くでしょう。福島は35℃の猛暑日となりそうです。

 

東日本(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東甲信と北陸は安定した晴天となりますが、東海では雲が広がりやすく、三重県南部では雨が断続するでしょう。関東から東海にかけての太平洋沿岸ではうねりを伴い波が高い状態が続くでしょう。海のレジャーや船舶は注意して下さい。特に台風第20号に近い小笠原諸島では、暴風やうねりを伴った8mに達する高波に厳重な警戒が必要です。

海上の風と波の予想09時

日中の気温は、各地とも30℃以上の真夏日となり、特に内陸部や北陸では最高気温が35℃を超える猛暑日の所が多くなりそうです。真夏並みの厳しい残暑となりますので、暑さを避け水分補給をこまめに行うなど熱中症予防を意識して下さい。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

九州は台風第19号の影響で大荒れの天気となるでしょう。暴風雨やうねりを伴った高波に厳重に警戒して下さい。台風本体の強い雨雲は九州の西の海上を北上する予想ですが、九州・四国の太平洋側では台風に向かう湿った風が流れ込み、明日にかけて大雨のおそれがあります。土砂災害・低地の浸水・河川の増水に警戒・注意して下さい。また、海上はうねりを伴い大しけの状態が続く見込みです。海岸沿いの道路は越波により波が打ち寄せるおそれがあります。交通機関のダイヤの乱れも予想されますので、お出かけの際は時間に余裕をもって情報のチェックをするようにしましょう。一方、近畿地方から中国地方にかけては日本海側を中心に晴れ間が広がるでしょう。

降水分布予想12時

気温は、九州・四国の太平洋側の一部をのぞいて30℃以上まで上がり、厳しい残暑が続くでしょう。内陸部や日本海側では最高気温が35℃以上の猛暑日となる所もありそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、健康管理には十分ご注意ください。

 

沖縄・奄美(沖縄・奄美諸島)

奄美地方は昼前にかけて暴風雨や雷を伴った激しい雨、昨日から降り続いた大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水に厳重な警戒が必要です。海上でははじめ6mを超えるうねりを伴った大しけの状態ですので、不用意に海岸に近づかないようにしましょう。沖縄本島は変わりやすい天気で、晴れ間もありますが局地的ににわか雨や雷雨があるでしょう。先島諸島では曇りで断続的に雨が降りそうです。大東島地方は高気圧に覆われて概ね晴れでしょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、各地とも30~32℃位の予想です。南寄りの湿った風が吹き、蒸し暑いでしょう。

(むらさめ)

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