【1/22朝イチ!】南岸低気圧が発達しながら東北東進、関東や太平洋側では大雪のおそれ

今日は、九州付近の低気圧が急速に発達しながら、本州の南岸を東北東進するでしょう。西日本では朝から、東日本では昼頃から、太平洋側や内陸部の広い範囲で雪が降り平野部でも大雪となるおそれがあります。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪にも注意してください。沖縄・奄美では、気圧の谷の影響で曇りや雨となるでしょう。

日中の最高気温は、北日本~西日本の広い範囲で平年より低く、北海道や東北北部では氷点下の真冬日となるでしょう。東日本、西日本では、昨日より5℃以上も下がる所も多く、関東、東海は4℃~9℃、近畿、中国は6℃~7℃、四国と九州は8℃~13℃の予想です。沖縄・奄美では、21℃~23℃で3月上旬頃の気温です。

09時の予想天気図

15時の波と風の様子

各地の天気のポイント

【北日本】(東北・北海道)
北海道は日本海側では曇りで雪が降りふぶく所もありますが、次第に晴れ間が広がるでしょう。オホーツク側や大平洋側では曇りや晴れでしょう。東北は曇りで、南部は昼過ぎから、北部では夜には雪が降るでしょう。東北太平洋側では大雪のおそれがあるでしょう。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪にも注意してください。

北日本の天気と気温


最高気温は、北海道では、旭川、稚内と帯広は-5℃、札幌-4℃、室蘭-2℃、函館は-1℃の氷点下の真冬日です。東北地方では、青森と盛岡は-1℃、秋田と山形は0℃、仙台1℃、福島は2℃で時期としては2℃~4℃ほど低い気温となります。いずれの地方も真冬の防寒対策が必要です

【東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)

北陸、関東甲信や東海では曇りで、昼前から雪が降るでしょう。太平洋側や内陸部では大雪のおそれがあるでしょう。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒しなだれや着雪にも注意してください。普段は雪の降らない地域では、不要不急の外出は避けた方が無難でしょう。東海の沿岸や伊豆諸島の近海では、しけますので高波に注意してください。

15時の雪雲・雨雲の様子

最高気温は、関東は昨日より6℃~8℃ほど下がり、さいたま4℃、東京5℃、横浜6℃、でこの時期としては4℃~5℃低く、厳しい寒さとなるでしょう。東海は昨日より3℃~5℃ほど下がり、名古屋8℃、静岡9℃の予想です。北陸では新潟3℃、金沢6℃でこの時期としては1℃~2℃低い気温です。いずれの地方もお出かけには真冬の防寒対策が必要です。

【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州ではすでに雨で南部では雷を伴い激しく降り、北部の山沿いでは大雪となる所もあるでしょう。中国、四国は朝から近畿では、昼前から雨や雪となるでしょう。内陸部や四国の山地では大雪となるおそれがあるでしょう。大雪や着雪に注意が必要です。

09時の雪雲・雨雲の様子

最高気温は、中国と近畿では昨日より5℃前後下がり京都、松江と広島は6℃、大阪、神戸と和歌山は7℃で、この時期としては2℃ほど低い気温です。九州と四国では昨日より3℃~5℃下がり、高知8℃、福岡と熊本9℃、長崎10℃、鹿児島13℃でこの時期としては1℃~3℃低い気温です。いずれの地方も北寄りの風も吹いて、厳しい寒さとなるでしょう。

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美から沖縄は、気圧の谷の影響で曇りや雨で雷を伴い荒れた天気となるでしょう。また、前線の通過後は北寄りの風が強く周辺海域では波が高く、船舶や海のレジャーは注意して下さい。

沖縄と奄美の天気と気温


最高気温は、奄美と沖縄本島は21℃、宮古島は22℃、石垣島は23℃の予想です。3月上頃の気温ですが、季節風が強く体感温度はあまり上がらないでしょう。

03時のひまわり画像

今日のヒトコト
今日は低気圧が発達しながら本州の南岸を東に進みます。ひまわりの画像では、九州付近には低気圧や前線に伴う大きな雲域がかかっています。また、沖縄付近にも気圧の谷に伴う雲域があります。西日本、東日本、東北の太平洋側を中心に大雪のおそれがあります、積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒が必要です。


リュウです。18日の早朝にめずらしい雲が、東~南東の夜明け前の空に広がっていました。後で分かったことですが、イプシロン3号機の光跡による雲で「夜光雲」でした。イプシロン3号機は、当日6時6分に大隅半島の南東端にある内之浦宇宙観測所から打ち上げられました。上空では風向・風速が高さによって違いますので、このように複雑な形で漂うような雲となりました。もう少し早めにシャッターを押していれば、赤く輝く光跡雲(夜光雲)が撮れたかも知れません。

イプシロンの光跡雲(18日06時50分頃)

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