【9/15 朝イチ!】 近畿から東北南部は秋晴れの他は、雨か雷雨で、九州は激しい雨に警戒!

今日は、近畿から東北南部で秋晴れが広がるでしょう。一方、その他の地方は曇りや雨か雷雨の所が多く、特に秋雨前線の活動が活発になる、奄美から九州南部では非常に激しい雨が降る見込みなので、警戒して下さい。

予想天気図

非常に強い台風18号(タリム)は東シナ海を東よりに進みますが、動きが遅いので、今日も沖縄本島から奄美では一部で非常に強い風が吹くので警戒して下さい。また、この台風は、17日の明け方頃、九州にかなり接近する見込みなので、今後の台風の動きに警戒して下さい。

3時の台風18号進路予想図

日中の最高気温は、南西諸島と奄美で真夏の頃の厳しい残暑がぶり返しますが、その他の地方は今頃(平年並)か今頃より低く、特に九州~四国と北海道は10月初め~中頃の涼しさになる見込みです。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
北海道東部は低気圧の影響で、午前中いっぱいはにわか雨か雷雨が降るでしょう。また、北海道の日本海側と東北北部でも明け方頃までにわか雨か雷雨が降りますが、日中は回復して次第に秋晴れの広がる所が多い見込みです。

09時の降水予測

一方、東北南部は今日も秋晴れの広がる所が多い見込みです。

12時の紫外線予測(茶色:晴天域)・

日中の最高気温は、東北南部で今頃の陽気の所が多く、(福島26℃、仙台25℃)日中は爽やかな陽気が続くでしょう。一方、その他の地方は今頃より低く、特に北海道は10月上旬~中旬頃(帯広・旭川17℃、網走16℃、根室13℃)と日中はコートが欲しい位の肌寒さになる見込みです。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
東海や北陸の一部で雲の取れにくい天気の所もありますが、今日も広い範囲で穏やかな秋晴れの広がる所が多いでしょう。ただ、伊豆諸島では曇り空が続き、南部では夜は雨が降り易くなりそうです。小笠原諸島は引き続き晴れる見込みです。

12時の紫外線予測(茶・紫色:晴天域)

日中の最高気温は、関東・甲信で昨日より下がる所が多く、(熊谷29℃、東京・前橋・飯田28℃)厳しい残暑は収まり、今頃のカラッとした暑さに戻り、今日も日中は半袖で丁度良さそうです。その他の地方は昨日と同じく、(岐阜30℃、名古屋29℃、福井27℃、富山25℃)東海では引き続き日中はカラッとした暑さが続き、北陸では爽やかな陽気の所が多い見込みです。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
近畿では今日も秋晴れが広がるでしょう。一方、四国・中国は曇り空が続き、一部で雨が降り易い見込みです。九州は秋雨前線の影響で、雨か雷雨が降り、特に九州南部(鹿児島県・宮崎県)では昼前から非常に激しい雨の降る所もあるので警戒して下さい。

15時の降水予測

日中の最高気温は、昨日より低くなる所が多く、近畿では9月下旬頃の陽気(大阪・神戸28℃、奈良・和歌山27℃)としのぎ易い陽気に戻るでしょう。一方、九州・四国・中国では10月上旬頃(鹿児島・高知・鳥取27℃、福岡・松山・広島25℃)と残暑は収まる見込みです。ただ、湿った空気が流れ込んでいるため、湿度は高く、動くと蒸し暑く感じそうです。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
非常に強い台風18号は沖縄の北の海上をゆっくり東進しています。台風の動きが遅いので、今日も沖縄本島から奄美で雨か雷雨で、奄美では非常に激しい雨の降る所があり、沖縄本島の西にある久米島では非常に強い風が吹くので、土砂災害や浸水・暴風などに引き続き警戒が必要です。台風が離れる先島諸島では台風一過の晴れが期待できそうです。

15時の降水予測

海は南西諸島(大東島を除く)で6m~7mの大シケが続くので、引き続き高波に警戒し、奄美では午後に入ると6mの大シケが予想され、九州でも午後は4mのシケになる見込みなので警戒して下さい。

15時の波高予測

日中の最高気温は、昨日より上がり、真夏の頃の厳しい残暑がぶり返すので(石垣島・南大東島33℃、宮古島・那覇32℃)今日は熱中症に注意して下さい。

今日のヒトコト

台風18号は東シナ海でほとんど動かない見込みですが、九州付近に停滞している秋雨前線の活動が活発になるため、奄美と九州南部では昼前頃から雷を伴った非常に激しい雨が降り、土砂災害や河川の氾濫などの災害の起こる可能性が高くなるので、厳重に警戒し、避難の必要な方は午前中の内に避難するようにして下さい。



ケイです。台風18号は、非常に強い勢力を保ったまま、今日はほとんど停滞する見込みです。明日土曜日もあまり速度は上がりませんが、17日の日曜日には速度を速め、17日明け方頃九州にかなり接近し、上陸する恐れがあります。九州に上陸する頃の気圧は940hPaと非常に強い勢力のまま上陸する見込みで、17日は九州南部では暴風雨になり、海は高波や高潮にも厳重に警戒して下さい。九州に上陸した後は西日本を縦断し、17日夕方頃には山陰沖に抜け、日本海を北東よりに進み、18日の敬老の日は北海道に再上陸する見込みです。勢力は次第に弱まっていきますが、速度が上がるため、急に雨・風が強まる見込みなので、台風の進路に当たっている地域では早めの備えをして下さい。また、明日から18日の敬老の日にかけて、3連休になり、お出かけを予定されている方も多いと思いますが、台風の進路に当たる地域では土砂災害や河川の氾濫・暴風など大荒れの天気が予想されるので、今後の台風の動きには十分注意して下さい。

3時の台風18号進路予想図

昨日は静岡から平年より2日早く彼岸花が、熊谷からは平年より1日遅くススキの開花の便りが届き、松山からは平年より4日早くモズの初鳴の便りが届きました。

シェア!