金沢など初雪 日本海側中心に大雪の恐れ

冬型の気圧配置が強まり、日本の上空にこの時期としては強い寒気が流れ込んでいます。福井と金沢(石川)、下関(山口)、甲府(山梨)では初雪が観測されました。

冬型の気圧配置は17日(木)ごろにかけて持続する見通しで、山陰~北海道の日本海側は断続的に雪が降り、平地でもまとまった雪となる見込みです。北~西寄りの風も強まり、吹雪くところがあるでしょう。

↑17日頃にかけて冬型気圧配置が持続

近畿北部~北陸周辺には発達した雪雲が流れ込む予想で、15日(火)から16日(水)にかけて局地的に短時間で積雪が急増するおそれがあります。また、東海や東北など太平洋側にも一部雪雲が流れ込み、山沿いを中心に平地でも積雪するおそれがあります。

落雪や雪崩などのリスクが高まりますので、雪の事故には十分注意してください。車を運転される方は積雪や路面の凍結に注意し、チェーンや冬用タイヤを装着して慎重な運転を心がけましょう。また、各地で真冬並みの寒さとなりますので、防寒対策を万全にしてお過ごしください。

(気象予報士:みやっち)

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