台風8号 九州南部上陸へ 猛烈な雨風に警戒

台風8号は四国の南海上を発達しながら西寄りに進んでおり、あす6日明け方にかけて暴風域を伴ったまま九州南部に接近し、宮崎県付近に上陸する見通しです。

6日(火)未明の予想降水域

九州地方は今夜遅くから台風の接近とともに急激に雨風が強まります。特に宮崎県と鹿児島県はあす6日未明から明け方にかけて1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、瞬間的には樹木や電柱が倒れるほどの猛烈な風が吹くおそれがあります。また、宮崎県の沿岸海域では波高9メートルの猛烈なシケとなる見込みで、屋外での行動は極めて危険な状態となります。
停電に備えて懐中電灯の準備やスマートフォンや携帯電話の充電を行い、台風接近時は丈夫な建物の中で過ごし、不要不急の外出は控えてください。

台風8号は九州上陸後に進路を北寄りに変えて、あす昼過ぎにかけて九州地方を縦断したのち対馬海峡、朝鮮半島付近へ抜ける見通しです。あす日中は九州地方を中心に各地で激しい雨と強風、高波に警戒が必要です。交通機関が乱れる可能性がありますので、最新の気象情報や交通情報をご確認ください。

6日(火)正午の予想降水域

また、九州南部や四国、紀伊半島の太平洋側の地域は台風通過後も断続的に雨雲がかかり、7日(水)にかけて雨量はさらに増えるおそれがあります。台風通過後も大雨に伴う土砂災害や低い土地の浸水や道路の冠水、川の増水などに警戒が必要です。

7日(水)未明の予想降水域





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