西日本で最遅梅雨入り 熱帯低気圧は沖縄接近へ

きょう6月26日に九州北部と中国、四国、近畿地方で一斉に梅雨入りを迎えました。1951年(昭和26年)の統計開始以来、最も遅い梅雨入りです。梅雨前線や熱帯低気圧の北上に伴い、梅雨入り早々に大雨となるおそれがありますので、最新の気象情報を確認して大雨に備えましょう。

沖縄の南海上の熱帯低気圧は発達しながら北上し、今夜からあす27日朝にかけて沖縄本島や奄美地方に接近する見通しで、あす27日(木)から28日(金)にかけては本州に近づく可能性があります。

今夜21時の予想天気図

↑梅雨前線と熱帯低気圧が北上

沖縄本島では今朝から1時間に50ミリを超える非常に激しい雨(南城市56.0mm/h、那覇市54.5mm/hなど)が降るなど大雨となっており、地盤が緩んでいるところがあります。あす朝にかけて雨量がさらに増えるおそれがありますので、土砂災害や低地の浸水等に警戒し、次第に強まる南風とうねりを伴った高波に注意してください。

あす27日(木)は西~東日本の太平洋側のほか、東北地方も梅雨前線や前線上の低気圧の影響で本降りの雨が予想されますので、大雨への備えをお願いします。



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