北陸・北日本も暴風高波に警戒

四国沖を北東に進んでいる発達した低気圧の影響で四国や近畿地方に活発な雨雲がかかり、昼過ぎには高知県や徳島県で1時間に50ミリを超える非常に激しい雨を観測しました。また、和歌山市友ヶ島で最大瞬間風速28.1m/sの非常に強い風を観測するなど各地で風も強まり、大阪市内では工事用の足場が崩れるなどの被害も出てしまいました。

16日(日)21時の予想天気図

低気圧はあす日曜日(16日)にかけて東・北日本を北上し、あす夜には北海道付近に達する見込みです。今夜は東北地方も次第に雨脚が強まり、あす日曜日は北陸〜北海道を中心に雨風が強まって瞬間的に風速30〜35m/sの暴風が吹くおそれがあります。飛来物でケガをする可能性もありますので不要不急の外出は出来るだけ控えましょう。海上では波が発達し、太平洋沿岸のほか日本海側やオホーツク海側も波高4〜5メートルとシケる見込みです。

16日(日)18時の雨風分布予想

西日本と関東地方は明日は日差しが戻りますが、関東地方の沿岸部では風の強い状態が続くでしょう。またフェーン現象の効果も加わって、特に関東地方では今日より気温が大幅に上がり、真夏日になるところもありそうです。

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